![]() この写真は、ミツバアケビ Akebia trifoliata |
通草。本州から九州の野山に自生する、雌雄同株の落葉蔓生木本。群生していることも多いようです。アケビの他、ミツバアケビ、両者の中間種とするゴヨウアケビがあります。果実は種子の周囲のゲル状の部分を生食するほか、皮の部位を調理し食す場合もあります。その他、蔓は籠細工のよい材料となります。最近は鉢植えなどとしても出回っています。
おことわり
植物の種(しゅ)の名前はカタカナで書くことになってますが、
ページの題名は、ひらがなで書いています。
2004.5.2
ここのは、2年前の秋の写真です。
友だちの家のへいに、あけびがツタといっしょに うにょうにょになっていて、この年にはたくさん実がついていました。あけびとはいっても、これはミツバアケビという種類になりますが。
山のあけびとくらべると、大きさも小さいし、色も悪いけど、おいしそうに口を開けているのもありました!ゆんの手のおおきさと、くらべてみてください。あけびを見たことがある人は、(このごろ、都会の人はあけびを見たことがないっていうのを知りました。(^-^;)小さいな、っていうのが分かると思います。
あけびは、こんなふうに、ぶ厚い皮の中にタネが入っていて、そのタネのまわりのゼリーのところを食べます。初めて あけびを見た人の中には、「いも虫みたいで、気持ち悪〜〜い!」という人が多いですが、ほんのり甘くて、わたしはおいしいと思います。特に、野山で見つけたときは、「やったー!」という感じで、ちょこっとおやつ代わりに食べたりしています。
右の写真→を見てもらえれば、よくわかると思いますが、黒いところがタネで、そのまわりの白いところが甘くて食べられるところです。わかりやすいように、指でぐにゅっとつぶしてみました。
食べるときは、タネごとこの白いのを指でつまんで口にほおりこみ、くちゃくちゃとやってから、タネをバッバッババッとはき出します。タネとばしが連続してできます。(^0^)v
このあけびはミツバアケビというのは、始めにいいましたが、名前のとおり、左の写真←のように小さい葉っぱ(小葉=しょうよう といいます。)が3つで、1枚の葉になっています。
2004.5.2
またまた、続きですが、こんどは別の木(つる)です。うちの近くの道ばたのフェンスにからみついている これは、ミツバアケビではなく あけびです。去年の4月のすえに写真をとりました。
あけびの花は、お花(おばな)とめ花(めばな)が別のかたまりでさいています。右の写真→に写っている、ピンク色っぽくて丸いへんてこなものは、め花(めばな)のつぼみです。おくのほうに、白くて丸いのが6つかたまっていますが、これはお花のつぼみ。つぼみときに見ると、なんだこりゃ?ですね。なんだか紙ふうせんのようです。
でも、
花がさいているときにみると、もっとへんてこかもしれません。ちょっとめ花は気持ち悪いかも?‥‥ということで、下の写真を見てみてくださ〜い。
# ミツバアケビとは、色がかなりちがいますが、花の形はよくにています。
![]() お花(おばな)がさいているところ |
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