すきな樹(き) 2004.4.18〜

びわ

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ビワ(バラ科ビワ属) Quercus phillyraeoides

 枇杷。暖地の海岸沿いの山地に生える常緑小高木。葉は倒皮針形で鋭頭、辺縁に波状低鋸歯があり、表が濃緑色、葉裏が白緑色で互生し、皮質でやや太い産毛に被われています。幹は滑らかで灰色、枝が上に伸びる性質が強く、よく枝別れします。花は房状で冬期にだらだらと開花し、ひと房に200もの数になることがあります。6月に果実が収穫できます。
 材は杖や櫛などに、葉は茶に利用されています。

おことわり
植物の種(しゅ)の名前はカタカナで書くことになってますが、
ページの題名は、ひらがなで書いています。

びわのめばえ


2004.4.18


photo by horagai

あちこちの人に写真をもらったり、とりに来いといわれたりしていた「びわ」。やっとに、ページをつくりました。(^^;

◎◎◎

まずは、植物学リソースのhoragaiさんから もらった、びわの写真です。
右の写真→が、花がさき終わったあとのようすです。こんなふうに、枝のさきっぽに花がたくさんかたまってついて、それがだんだん さいてくるのですが、冬の間に花がさいて、小さな緑色の実ができてきます。他のくだものとは、そのあたりがちょっとちがいます。


photo by horagai

だから、ちょっと びわにしては寒いところになると、小さい実が霜(しも)や寒さにやられて、くさってしまうこともあります。花よりも小さい緑色の実のほうが寒さには弱いようです。

それから、びわの樹(き)は、つぎつぎと枝が分かれてのびてくる性質があります。しかも上へ上へとです。そんなもんだから、ほったらかしにしておくと左の写真のように(horagaiさんごめんなさい。)枝だらけになってしまいます。

これから、どんどん大きくなっていくと、日かげになっている下枝が枯れてきてなくなり、上のほうにしか葉っぱがない樹(き)になってしまったりします。うちの畑のびわがそんな樹(き)です(^-^;。 だから、実が上のほうにしかならなくて、しかも少しびわにとっては寒いところなので、たまにしか実がならないんです。このひょろ〜んとした びわの樹(き)に登って実をとっていると、よく「樹(き)から落ちたらあぶないからやめろ。」とじぃちゃんにおこられていました。(^-^;;;

 おあとがよろしいようで‥‥。

 


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