ブナ3/3

　実は６月３０日にとっていた写真なのですが、今ごろになってからのおひろめです。科学館のブナです。雨がふったあたとなので、葉っぱに水がたまっています。

　でも、この葉っぱ、よく見てみると葉っぱがついているむかいがわに小さな葉っぱのようなものがついています。なんだろうと思っていろいろとさがしてみるのですが、まだよくわかりません。まだ若木なので、それでかもしれないですが、なんでしょう？

　しかも、この葉っぱ、なぜか普通のブナよりも毛ぶかい感じもします。たしかに、ブナの葉っぱが出たばかりの春のころには、少し毛があって、そのあと少なくなるのですが。

　今年こそは、ブナの実の写真をがふえたしたいのですが、不作の年が２年くらい続いているのでどうかな？

　2002.9.16

　　5月２６日にとった、かなり前の写真です。
　ブナの葉っぱ。←

　枝からめばえたばかりの、やわらかいブナの葉っぱが
　とてもきれいでした。

↑ブナのミキもいろいろです。↑

　あぁ‥‥ブナの林っていいですよね～。すがすがしいというか、やわらかいというか。木もれ日の中を歩いたり、秋に赤く紅葉 (こうよう)した樹(き)の下でのおべんとうはいいですね。（すぐに、食べ物の話になりますねぇ～）昔は家具やなんかにも使われていたそうですが、今ではブナ林もどこにあるのか分からないくらいですね。とても残念です。

　同じようなきにイヌブナというのがありますが、一番ちがうのは、葉っぱです。葉っぱのうらに長い毛がたくさんはえているのがイヌブナ。ブナは葉脈(ようみゃく＝葉っぱのスジ)に少しだけ毛がはえているだけです。それから、ミキや枝の色がちがっていて、ブナは白とはい色のまだらもようですが、イヌブナは黒っぽい灰褐色（はいかっしょく）ですが、大きな太い樹(き)になるとコケがついたりして、本当の色が分りにくくなります。材しつがブナより少しおとるから、イヌブナだとか。犬もたまったもんじゃぁないですねぇ。よくある名前ですけど。