すきな樹(き)1999.9.25

ヒマラヤスギ


photo by 万理さん

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ヒマラヤスギ(マツ科ヒマラヤスギ属)
   Cedrus deodara

 別名はヒマラヤシーダー。その名の通り西ヒマラヤ原産の雌雄同株、常緑高木。その美しい円錐形や独特の葉の色で庭園や街路樹としてよく埴栽されています。秋には長径10cmほどにもなる球果を頂生し、これが成熟すると種子の入った鱗片が球果の軸から離れ、離散します。世界の三大公園樹のひとつ。

球果(きゅうか)ってなぁに?


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2002.12.13

 ものすっごいひさしぶりに、ヒマラヤスギのページを更新(こうしん)します。

◎◎◎

 9月20日に愛媛県(えひめけん)にある石鎚山(いしづちやま)に行ったときに、となりまちの小学校にあったヒマラヤスギです。あまりたくさん まつぼっくりがついていたので、思わず写真をとってしまいました。

 まだ、若いまつぼっくりですが、大きさは、というか高さは20cmくらいあります。もう少し大きくなって茶色くなって、ちょうど今ごろには落ちてばらばらになってしまっていると思います。ヒマラスギのまつぼっくりは、他のまつぼっくりとはちがって、茶色くじゅくすとバラバラになってしまうんです。バラバラになる前は、ちょっとハチの巣にも にているかもしれません。

 このヒマラヤスギのミキは、私が両手でかかえてもとても足りないくらいで、けっこう立派なヒマラヤスギでした。すぐ近くに友だちの家があって、友だちも通った小学校ですが、子どものころからこのヒマラヤスギがあったそうです。もう、何十年も生きているのかもしれません。学校の校舎よりも背が高い、まっすぐのびた樹(き)でした。

 


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