すきな樹(き) 2002.9.16〜

イヌブナ

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イヌブナ(ブナ科ブナ属)Fagus japonica

 別名はクロブナ。雌雄同株の落葉高木。樹高は30mにもなります。葉は互生し、秋には黄色く紅葉します。ブナよりも低山に生え、樹皮が黒っぽい。また、葉裏に長くて白い絹毛を密生することから、ブナと分けをつけることができます。

イヌブナのめばえ


2002.9.16

 実は5月26日にとっていた写真なのですが、今ごろになってからの おひろめです。森林公園のイヌブナです。朝早くとると、どうも写真が青っぽくなるので、少し色が変かもしれません。


葉っぱの大きさはこんな感じ

 このあたりでは、イヌブナはブナとまじってはえています。大人の人が手をまわしても足りないような大きさのイヌブナとブナのはえているところです。少し山に入っていくとあります。

 さて、イヌブナとブナの分けかたですが、樹(き)のミキがイヌブナのほうが黒っぽいということもあるのですが、これだけ大きな樹(き)になるとコケやらなんやらついていて、よくわかりません。

 もし、葉っぱをよく見ることができるのなら、それはかんたんです。イヌブナは葉っぱのうらに細くて白い毛がたくさん生えているからです。下の写真をクリックすると大きくなるので、毛のようすをよく見てください。

葉っぱを大きくして見る 葉っぱを大きくして見る

他には、実のジクの長さもイヌブナのほうがずっと長かったり、冬芽がとがっていたりするので、だいたい分けることができます。

 


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