すきな樹(き) 2002.2.25〜

かき

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かきのめばえ    


「かき」の形をした、江戸独楽(こま)

カキ(カキノキ科カキノキ属)
  Diospyros Kaki

 柿。雌雄同株の落葉高木ですが、富有など品種により雄花がほどんどないものがあります。樹高は5〜15m。
  花は葉とよく似た色で地味ですが、果実は秋の風物詩としても知られる橙黄色のもの。昔から農家の庭先などに植えられ、親しまれています。中でも甘柿は日本で作り上げられたもので、東北南部以西で栽培されていますが、経営として成り立たせるためには西南日本の暖かい気候のほうがよいとされています。

 おことわり
植物の種(しゅ)の名前はカタカナで書くことになってますが、
ページの題名は、ひらがなで書いています。


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2002.12.16

 とてもつまらない、お話ですが‥‥

 かきの種をですね、ちょうどまっぷたつに切るのが好きなんです。なんで?って言われてもこまってしまうんですが、小さいころから ずっとなんで〜す!

 それだけ‥‥。

  


2002.5.24

 今日、「かきに変な花がさくんだけども、実がならない。」という、問い合わせがきました。よく話をきいていると、「枝わ

かれした小さな、すずらんみたいな花がつくけども、実がならない。今年は去年よりもそんな花が多い。」というものでした。

 すずらんみたいな小さな花、これは、実はかきの「雄花(おばな)」なのです。学校でヘチマに雄花(おばな)と雌花(めばな)がさくことを習うと思いますが、かきにも雄花(おばな)と雌花(めばな)があります。雌花(めばな)が実になるわけで、雄花(おばな)はさいても実がなりません。かきの品種(ひんしゅ)によって雄花(おばな)がさく木と、ほとんどさかない木があります。

 下に、雄花(おばな)と雌花(めばな)の写真をおきました。ちがいがわかりますか?

 
 ↑雄花(おばな)                   ↑雌花(めばな)

  


2002.4.10

 かきには、

いろいろな虫がつきます。

 たとえば、右の写真のカイガラムシ。クワコナカイガラという虫で、これで4〜5mmの大きさです。もう少し大きくなります。

 とても虫には見えない虫ですが、枝にくっついて樹(き)の汁をすいます。1本の枝に2〜3匹くらいなら、そんなに悪さはしませんが、このくらいいつと、枝が弱ってくると思います。

 ‥‥しかし、かきの出てきたばかりの葉っぱ、きれいな色をしていますねぇ。

  


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