ツノハシバミ(カバノキ科ハシバミ属)
Corylus sieboldiana角榛。ナガハシバミ、ウシナツグリ、ナツグリとも。山地に生える雌雄同株の低木(樹高1〜3m前後)。幅の広い葉は互生し、裏側と葉柄に毛がある。殻果は角のような特徴のある形の総苞に包まれ、細かい刺毛が密生しています。この総苞ほ形状が名前の由来となっています。
どんぐりのなかまに入れられたり、はずされたりする、ツノハシバミです。(いちおう、へんてこ樹木(じゅもく)図鑑(ずかん)では、どんぐりとにているものとしています。)
去年は、ものすごくたくさんの実がなりましたが、今年は、実があまりついていません。‥‥というか、ぜんぜんついていません。去年なりすぎたのでしょうか??
と、いうことで、実の写真はあまりいいものがないのですが、葉っぱと来年の雄花(おばな)になるものの写真をとってきました。
右の写真→は、葉っぱのようすです。わたしの手とくらべてみて分かるように、そんなに大きな葉っぱではありません。そのへんにあるような、葉っぱっていう感じです。
ただ、冬芽が、まるっこいのが他とはちがうところだと思います。
それで、あちこちのツノハシバミの樹(き)を見ていると、来年にさく、雄花(おばな)になるもの←が、けっこうついていました。これが、春になってさきだすと、べろ〜〜〜んと長くのびてきます。こんなに大きくなって、ぶじに寒い冬をこすことができるのかどうか、心配くらいな大きさですが???